子どもの歯の治療
2018/09/30
むし歯の治療にはその程度に応じた治療が施されます。
1,むし歯を削る
小さいむし歯であれば削る量を最小限にして詰め物を入れます。
しかし、子どものむし歯は見た目が小さくても深部に広範囲に進行していることが多く、削る量も多くなりがちです。
その場合には神経を保護する薬を入れて経過を見ることもあります。
2,神経を取る
神経にまで達している時はその神経(歯髄)を途中で切断したり全部取り除くことになります。
そのあとは詰め物やかぶせ物を入れます。こうした治療は期間や回数が多くなります。
3,根の治療
むし歯が大きくなって神経が死に,根の先まで化膿している場合があります。そのときは根の治療になりますが、
症状によっては飲み薬等を併用することがあります。期間、回数ともに増えるので患者さん、治療者ともに根気が必要です。
治りにくい場合にはやむを得ず抜歯になることもあります。